Q: 内視鏡検査とは何ですか、また大腸鏡検査やS状結腸鏡検査とどう違うのですか?
A: 内視鏡検査は一般的な用語で、開口部からスコープを使用して体内の何かを見ることを意味します。
Cleveland Clinicは非営利の学術医療センターです。 そのため、当院では「内視鏡検査」「大腸内視鏡検査」「食道・胃・腸管内視鏡検査(EGD)」の3つの検査を実施しています。 スコープを使って何かを見るという意味で、語尾に -oscopy をつけています。 そして、接頭辞は見ているものを表します。
つまり、大腸内視鏡検査はより長いスコープで、長さ約3メートルの大腸の周りをくまなく見ることができるのです。 多くの場合、小腸と大腸をつなぐ小さな弁を通り抜け、虫垂のそばまで行き、小腸の一番端っこをこっそり見ることもできます。 この検査は、症状の評価とポリープやがんの有無を確認するために行います。
軟性S状結腸鏡検査は、基本的に結腸の下部(肛門、直腸、S状結腸、下行結腸)を観察するために使用する短いスコープです。 その長さは約70cmです。 また、人によっては横行結腸まで見ることができます。
直腸鏡検査や肛門鏡検査(直腸と肛門の中を調べる検査)、さらには軟性S状結腸鏡検査は侵襲性が低く、診察室で行うことができます。 しかし、大腸内視鏡検査では、一般的に、完全な腸の準備といくつかの鎮静剤が必要です。
– 大腸外科医 Scott Steele, MD
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