武田薬品、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬Vedolizumabをインドで発売

  • 08 July 2020
  • Newsscroll|情報提供元:日本経済新聞社 PTI

ニューデリー 7月8日 (PTI) 製薬会社タケダインディアは8日、中等度から重度の活動性の潰瘍性大腸炎およびクローン病の成人患者の治療に使用する生物製剤Vedolizumabをブランド名「Kynteres」として、インドで1バイアルあたり71,310ルピーで発売したと発表した。

Kyntelesは、中等度から重度の炎症性腸疾患(IBD)に苦しむ患者の治療において良好な安全性と有効性を示しました、と武田インディアは声明で述べています。

インドにおける薬価について尋ねられた佐藤は、PTIに対し、「武田薬品は、各国の環境に応じた適正な価格設定を含め、革新的な治療薬へのアクセスを提供することに注力しています。

本薬の推奨用量は、UCおよびCDにおいて、投与開始時、2週目、6週目に300 mgを点滴静注し、その後は8週ごとに投与することであると佐藤は述べています。また、「UCとCDはともに慢性的な特発性炎症性腸疾患で、衰弱しやすく、時には生命を脅かす合併症を引き起こす可能性があり、生涯にわたる疾病管理を必要とします」と述べています。

「エンティビオ」としてより広く知られているキンテレストは、現在60カ国以上で販売されていると付け加えた。

キンテレストとエンティビオは同じ医薬品かとの質問に対し、佐藤は次のように述べている。 「そうです、どちらも同じものです。 世界的には、KyntelesはEntyvioとして知られています。 インドと韓国ではKyntelesとして販売されています」

Vedolizumabは消化管選択的生物製剤で、静脈注射剤として承認されています。 武田薬品工業は、武田薬品工業のグループ会社です。 現在、インドでは、血友病、ライソゾーム貯蔵病などの希少疾患領域と血漿由来療法に注力しています。 PTI ACT HRS

(株)

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