東京および近隣3県は、オリンピック・パラリンピック開催都市でコロナウイルス患者が急増していることから日本政府に対して、緊急事態宣言を要請しています。
東京、埼玉、千葉、神奈川の各知事は、日本政府の危機対応を担当する西村康稔経済再生担当相と会談し、この要請を行った。
共同通信が報じたところによると、西村氏は会談後、「非常事態宣言を検討するに値する厳しい状況にあることで合意した」と述べた。しかし西村氏は、非常事態宣言を実施するかどうかを決定する前に「専門家の意見を聞く」と主張した。
安倍晋三元首相は昨年4月7日、日本でのパンデミックに対応するため、非常事態宣言を行った。
しかし、日本の首都は記録的な感染率を報告し、請願した4県に住む人々は、午後8時以降不必要に家を出ないように言われることになっており、新たな非常事態が目前に迫っている可能性がある。
小池百合子知事は、東京が感染症の「爆発」に直面していると警告したが、今日、新たに783人のCOVID-19患者が報告され、そのうち88人が重病であるという。
オリンピック・パラリンピック開催都市は今週初めに初めて毎日1000人を超える患者を報告、日本で新種のウイルスが検出されより急速に広がっていることが判明した。
このため、日本は少なくとも1月末まで外国人旅行者の入国を制限し、エリート選手も旅行制限から免除されなくなった。
昨日、日本の菅義偉首相は、感染率への懸念が高まる中、2021年に「安全で安心な」オリンピックを開催すると約束した。
国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長も「トンネル後の光になる」と主張し、計画通りに五輪を開催する組織の「決断」を強調している。
2020年の東京オリンピックは7月23日から8月8日まで、パラリンピックは8月24日から9月5日まで開催される予定だ。
競技者は日本での滞在を制限するよう促され、マスク着用や社会距離を置くなど、ウイルスの拡大を抑えるための措置が義務付けられる予定である。